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アメリカ映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』を観てきたんだけど、アメリカの言論弾圧もなかなか凄かったのだなと感じた。 [映画]

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2016年9月16日 角川シネマ新宿
2016年に観た43本目の映画

ニュースの真相』
『スポットライト 世紀のスクープ』
『シチズンフォー』
そして、本作と、アメリカの言論に関連する作品が、続いて上映されている。

偶然の一致ではなく、アメリカでの言論弾圧に対する危機感が、以前にも増して激しくなっているからなのでは?と勘繰りたくなる。

そして、トランボのような振る舞いを出来る人が、少ないんだ、と言うことも察せられる。
たくさんいるなら、わざわざトランボを映画化しないでしょ。

今も昔も、ハリウッド製作の映画って、あまり興味が無いので、本作で語られている映画は、ほぼ観たことが無い。
なので、本作に登場する主人公・・・実在した脚本家、トランボは、名前も聞いたことがなかった。

そのため、先入観無しで観ることができたのだが。

いつの世でも、スペシャルな能力を持った、余人を持って代え難い人というのは、強く、逞しいのだな。

敵対する人物も多い一方、家族をはじめ、苦境に立たされた主人公に対して援助を惜しまない人たちもいる。
それが、例え、様々な事情で、一時的であっても、だ。

とある書類へのサインを、断らなければ、こんな事態にはなっていなかった。
おそらく、トランボは、ある程度わかっていたはず。
断ったら、どんな事態になるのか。
知性と教養のある人だから、今後起こると推測されるネガティブな事態と、良心の呵責とを天秤にかけて、それでも、真っ当に生きたいと思ったのだろうし、なにより、母国が、こんなつまらないことで、言論統制しようとする事に、反発を覚えたのだろう。

理想と現実。
個人の権利と国家の存続。
いつの時代でも、その狭間で、我々は生きているのだと思う。

いまとなっては、一体何だったんだ、と思っている人も多いんだろうなぁアメリカの人たちにとってのレッド・パージって。
例えば、中華人民共和国の人たちにとっての文化大革命もそうなんだろうし。
どちらも、人生を滅茶苦茶に崩壊させられた人がたくさんいるんだろうしね。

その事を思うと、トランボのラストの言葉が重く響きました。

そんな状況の中で、思考停止に陥らず、長いものにも巻かれないで生きていく覚悟って、常人には相当難しい。

彼の、本当にスペシャルな才能があってこそ可能なんだと、思いました。


「今思えば、あの頃はまだマシだった」なんて世の中にならなきゃいいが。

http://trumbo-movie.jp/
http://coco.to/movie/40663
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=85588
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=91215


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