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読書:人間コク宝 [書籍]

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人間コク宝
吉田豪
コアマガジン

プロインタビュアー 吉田豪。
初めて知ったのは、2007年頃だったかな。
TBSラジオ『ストリーム』に"コラムの花道"っていうコーナーがあり、そこで、毎週タレント本を紹介していましたね。

このBlogにも書きましたが、少し前、水道橋博士の「藝人春秋」を読みました。
そこで、昭和芸人の生き様に興味を持ちました。

更に、同じような本を読みたいなと思った時、何故か頭に「吉田豪」という名前が浮かびました。

ということで、耳馴染みは、あったのですが、「そう言えば本は読んだこと無かったな」と思い、図書館で借りてきました。

面白かったです。
吉田豪のインタビュー技術も、すこぶる高い事がわかったし。

2004年に刊行されている本ですが、最初のインタビューは、坂上忍でした。
10年前のインタビューを読んで感じたのですが、彼は今「毒舌」といわれていますが、たぶん本人は、自分の事を「毒舌」だとは、思っていませんね。

幼少時代の家庭環境について、赤裸々に語っている訳ですが、そりゃもう、凄いのなんの。
「あれでもテレビでは自分の言いたいことを抑えているんだな」と感じました。

それ以降も、「昭和の匂いが漂う芸能人」が何人もでてきます。
で、トリは、内田裕也師匠です。

全部読んで、もう全員、濃すぎるな、と。
久々に"本読んで爆笑"しました。

が、それって馬鹿にしている訳じゃないですよ。
無骨だけど、逞しいし、気持ちが熱い人が多いし、むしろ、羨ましいくらいです。

21世紀になってからの日本は、なにかと“コンプライアンス”を重視して、一見、社会は正しい方向に向かっているように見えるけど、果たしてそうなのだろうか?

ちゃらんぽらんな人やギラギラした野心を持った人が社会全体から排斥されているようで、「いつのまにか、なんだかつまらない国になっちゃったんだな」と感じました。

もちろん、安直に"昭和が良かった"とは思えないけど、他人に対しての寛容さは、いまよりあった気がします。

昭和な人たちの「爆笑珍エピソード」を読んでいると、「オレが生まれ育った時代って、コンプライアンス軽視で、良くも悪くもテキトーな、面白い時代だったなぁ」と思わずにはいられませんね。

http://www.coremagazine.co.jp/book/ningen_kokuhou.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4877347585

人間コク宝

人間コク宝

  • 作者: 吉田 豪
  • 出版社/メーカー: コアマガジン
  • 発売日: 2004/12/03
  • メディア: 単行本


読書:藝人春秋 [書籍]

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藝人春秋
水道橋博士
文藝春秋

漫才師 浅草キッド。
そのちっちゃい方の人が、自分が見てきた芸能人(主に芸人さん)について書いた本です。
全編に渡って、香ばしい「昭和テイスト」なオモシロ破天荒エピソードが、「これでも喰らえ!!!」ってくらいな勢いで投げつけられてます。

が、読み続けると、それだけではなく・・・

「どうらんの下に涙の喜劇人」

なエビソードも。
私は、あとがきに書かれていた児玉清さんについてのエピソードが、泣けてきました。

恐らく、オモシロエビソードが起こる現場って、混沌としているのだと思うのですが、そんな中で、色々な人物を冷静に観察している水道橋博士の視点が面白いんです。
そこは、好き嫌いが、はっきり分れる部分ですけどね。

改めて、自分が昭和に生きてきた人間だし、昭和な人たち特有の破天荒エピソードが好きなんだなぁと思いました。
もちろん、それは、破天荒に面白く生きていきたいけど、実際には、そう出来ない"小さな自分"の破天荒な人への憧れから来ているんだ、というのは、自覚しているんですけどね。

そういう人にはお奨めですが、そういうのに憧れが無い人は、読んでもつまらないと思います。
少しクセのある文体ですし、万人向けの本では、ありませんから。

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163759104
http://www.amazon.co.jp/dp/4163759107

藝人春秋

藝人春秋

  • 作者: 水道橋博士
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/12/06
  • メディア: 単行本



読書:借金の底なし沼で知った お金の味 [書籍]

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借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記
金森 重樹
大和書房

著者の金森氏は、以前このBlogで紹介した書籍『ハイパワー・マーケティング』の監訳者です。
その本には、巻末、30ページ近く「監訳者からのメッセージ」という項目があり、それを読んで「なんか面白そうな人だなぁ」と思って、早速、Amazonから、本書を購入してみました。

大変、面白かったです。

25歳で、5,000万円以上の借金を抱えてしまい、それが、色々な問題もあり、最終的には1億円以上の負債に。
それを、紆余曲折ありながら、完済するまでの、ストーリー。

これを映像化して、お金の教育に使えないかと思うほど、示唆に富んだ内容でした。
多くの人には、金額が大きすぎて、実感の沸かない話しなのでしょうが・・・

著者は、大きく膨らんだ負債に対し「毒をもって毒を制す」という考えに至るのですが、それって、私も同じ感覚があるんですよね。

同じ感覚の人がいるんだ、というのが、わかっただけでも、読んだ価値がありました。


http://www.daiwashobo.co.jp/book/b90180.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4479771336

読書:大人の流儀 [書籍]

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図書館で借りた本です。

伊集院静氏、最近、私がよく見ている料理評論Blogで叩かれているので、気になって読んでみました。

無頼派なのか無頼派気取りなのか、微妙。(笑)
自己正当化の匂いが漂っているので、若干。

なので少なくとも、私は、この人に憧れませんが、こういう大人もそして、そういう人が書いた、こういう著作が必要なのは、間違いない。
それが、多様性というか、寛容さ、という事だろうし、みんなが善人で生真面目だったら、つまらないのは、間違いないからね。

ただ、ベストセラーになったと聞くと???
と思います、それほどの内容なのかと。

個人的には、前妻さんが亡くなった時、それから、その後・・・現在の心境が書かれている箇所だけは、とても良いな、と思いました。

「人は、それぞれの事情をかかえ、平然と生きている」って言うのは、本当にその通りだと思うし、重い言葉だな、と思う訳で。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2169428
http://www.amazon.co.jp/dp/4062169428

読書:ハイパワー・マーケティング [書籍]

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ハイパワー・マーケティング
ジェイ・エイブラハム
金森重樹
インデックス・コミュニケーションズ

図書館で借りた本です。

マーケティングについて、体系的に書かれている本を読むのは、大学のマーケティング論で使っていた教科書以来かな。

主に、テレマーケティングや、ダイレクトメールによるマーケティングについて書かれています。
つまり、Web上でのマーケティングについては、ほぼ、何も書かれていません。

なので、人によっては、「全く役に立たない」と感じるかもしれません。

マーケティングについての原理原則について知るのであれば、体系的に説明されている本書を読んで、損は無いと思う。

そもそも、ここに書かれている具体例自体、既に古いですからね。
それを模倣したところで、大きな成果をあげることは、期待できないですから。

それよりも、本書に書かれている原理原則をヒントとし、自分の業務に活かす事を考えるための本なのではないでしょうか。

なにかを、他の人に売り込みたい、という気持ちがある人なら、きっとヒントとなる部分があるはず。
「セルフブランディング」を考えている人なんかにも、お奨めです。

アメリカで出版されたビジネス書の翻訳物にありがちな「似たような具体例をたくさん挙げている部分」が延々と続くのは、好き嫌いが、別れると思いますが、マーケティングには、あまり縁が無い私が読んでも、面白い本でしたから。


http://www.indexcomm.co.jp/book/book/index.html?eid=00203&gen=10
http://www.amazon.co.jp/dp/4757302878

読書:日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない [書籍]

日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない
午堂登紀雄
あさ出版

友人に借りた本です。

書名は、仰々しいですが、各種投資の入門書ですね。
投資、と言っても、色々な方法があり、しかも日本国だけではなく、他の国での投資も可能な訳です。

あまりにも色々と投資の方法があるので、どれを選ぶのが良いのか、なかなかわかりづらいですよね。
そんな「投資には興味があるけど、どんな方法が自分に合っているのか(もしくは、興味をもてそうか)」を知るには良いかもしれません。

本書の中で、著者が"本書のキーメッセージは「個人は備えるべし」ということです"と書いていますが、それは確かにそうですからね。
逆に言うと、定年退職まで、サラリーマンを真っ当したいと思う人が読んでも、あまり面白くないかも。
自分の人生の中で、会社への依存度を少しでも減らしたいと考えている人向けですね。

ところで私がこの本で、一番関心したのは「会計を学ぶ前に税金を学べ」と書かれていたとこです。
この感覚って、個人事業主になってから、とても実感している事です。
重要ですよね。
今では、何か起業や投資について考えると、すぐにそれで節税可能かどうか、考えてしまうクセがついてるくらい、重要な事だとおもうのですが・・・何故か初心者向けの投資や起業を推奨する本に、この事に少しでも触れられている内容が記載されているケースって少ないように思います。

そういう点でも、通常の入門書と、ちょっと違う視点があって面白かったです。

http://www.asa21.com/tb5/nihon_dassyutu_konokuniha_anatanosisannwo_mamottekurenai.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4860635264

読書:悩む力 [書籍]

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悩む力
姜尚中
集英社新書

図書館で借りた本です。

姜尚中氏の本、初めて読みました。
あんまり期待しないで読んだのですが、面白かったです。

以下、目次からの抜粋です。

「私」とは何者か。
「自分の城」が破滅を招く
「相互承認」しか方法はない
「情報通」は知性か
何のために「働く」のか
金があったら働かないか
「変わらぬ愛」はあるか

といった項目が。

文豪・夏目漱石
社会学者・マックス・ウェーバー

の残したたくさんの「思索」を手がかりに、姜尚中氏がこれらの命題に迫ります。
凄く大げさに言うと、そういうことです。
好き嫌いはあるでしょうが、彼の出した結論に、概ね同意できる。

科学技術の進歩と、人間の幸せに、あまり関連性が無いと考えてる自分のような人間には、とてもわかりやすい内容でした。

ただ・・・そうではない人や、サラリーマンからすると、なにがなにやら、訳がわからなというか、面白くないかもしれませんね。
万人向けの本じゃないと思いましたよ。

それから、改めて夏目漱石の並々ならぬ洞察力に敬服しました。
「知性」や「教養」がある人とは、こういう人の事を言うのだろうな。

http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0444-c/index.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4087204448

読書:アダルトサイトの経済学 [書籍]

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アダルトサイトの経済学
沢田高士
幻冬舎

非常に面白かった。
読み始めたら、一気呵成に読了。

今まで感じていた「アダルトサイトの謎」が、ほぼ解けた気がします。
大雑把に言うと「どういうビジネスモデルなのだろうか?」という部分です。
どうやって儲けているのだろうか・・・特に無料動画については・・・素朴な疑問ですが。

それが、ようやく、氷解しましたね。
なるほど、リンクの異常な多さにも、訳があるんですね。

そして一番驚いたのは、アダルトサイト一式を不動産のように売買する人たちがいること。
冷静に考えれば、そういう市場があっても当然なのですが・・・

この本を読んで、一から作るのは面倒ですが、ちょっとあれですね、どこかで一式購入するか、既にサイト運営している人に投資してみたいなーと思いましたよ。
これを本業にしたいとは、思わないけど、副業としては、月10万円の収入でも悪くないですからね。

アダルトサイトに限らず、アフィリエイトで稼ぎたい人は、一読しておいても損は無いと思いますよ。
「一口にアフィリエイトで稼ぐと言っても、いろいろな世界があるんだな」と思うでしょうから。

http://www.gentosha.co.jp/book/b6157.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4344023102

読書:きっと、よくなる! [書籍]

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きっと、よくなる!
本田 健
サンマーク出版

この本に書かれている事って、想像以上に、既に自分が気をつけているというか、その通り!と同意できるような内容が多かったです。

それにプラスして、自分にまだまだ不足している、未熟な点も、気づかされます。

ある程度、人生に余裕がある人以外、読んでも面白くないんじゃないかな、とは、思いますが、サラリーマンが読んでも「ああ、真っ当なお金持ちって、こういう事を考えているのか」と、知るために読んでみるのも悪くないと思います。

http://www.sunmark.co.jp/book_profile/detail.php?cmn_search_id=978-4-7631-9531-9
http://www.amazon.co.jp/dp/476319531X

読書:庶民は知らないデフレの真実 [書籍]

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庶民は知らないデフレの真実
森永卓郎
角川SSC新書

まえがきに「この本は、金持ちの金持ちによる金持ちのための経済学だ」と書いてあったので、気になってました。

各論の是々非々は、議論しても仕方が無いので、おいておくとして、金持ちが、税制面で、非常というか異常に優遇されているのは、橘玲氏の著書等でも、以前から指摘されている事なので、知っていました。

実際、自分が個人事業主になってから、税制って不公平だな、と感じる事がしばしばです。
サラリーマンと比較して、個人事業主や、企業は、優遇されているな、と感じる訳です。

でもって更に、お金持ちは、余剰資金を使い、容易に、その資産を増やす事ができるのを、何度も目の当たりにしています。

労働者階級の人間って、結局、搾取されるだけの存在なのでしょうかね・・・

http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201201000039
http://www.amazon.co.jp/dp/4047315745