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デンマーク映画『ある戦争』を観たんだけど、命の重さに違いがあるのかな? [映画]

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2016年10月27日 千葉劇場
2016年に観た55本目の映画

人の命に重い軽いってあるのかな?
たぶん、本当は、あってはならないんだと思う。

だけど、究極の場所、例えば戦場とか、大災害の現場とかでは、「トリアージ」という医療的な判断などではなく、本能的に・・・助けたい人と、そうで無い人がいて。

それは、助けたい人数とも関係無く、それまでの人間関係や距離感、つまり助けたいと思う側の人生観というか、思惑というか、やっぱり本能なのかな、取捨選択が一瞬でなされるんだよね。
その事で、結果的に、命の重さに差が出るんだろうなと。
その取捨選択を、軍事法廷で裁けるのか・・・
そんな事を、この作品を観て考えました。

本作ではデンマーク軍のお話として描かれているこのような事態。
今後は、我が祖国日本国の自衛隊でも起こりうる可能性がある訳です。

誤って、無実の民間人を、殺害してしまう可能性が・・・
その時、我々国民は「仕方が無い事」と割り切れるのでしょうか?

警官が発砲しただけでも、その正当性が問われる、この国で、こんな事態が起きてしまったら、その自衛隊員は、どのように裁かれるのでしょうか?
そして、その自衛隊員にも、本作で裁かれた部隊長のように、家族がいたら?

そのように考えると、どこかの遠い国のお話だと、傍観できる話しじゃないんですよね。

http://www.transformer.co.jp/m/arusensou/
http://coco.to/movie/40736
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=86319
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=96324


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台湾映画『ゴッドスピード』を観たんだけど、Mr.Boo! こと マイケル・ホイが、良い感じで年を重ねていた。 [映画]

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2016年10月27日 TOHOシネマズ六本木(東京国際映画祭)
2016年に観た56本目の映画

Mr.Boo!
こと
マイケル・ホイ
なのである。

粗筋もよくわからず観に行ったのだが。
思いの他、良作だった。

舞台は台湾裏社会。
ひょんな事から運び屋になったチンピラ風情に、マイケル・ホイ演じる二十余年前に香港から移住してきたポンコツタクシーの運転手が声をかけたことから始まる珍道中を描いた作品。

ちょっとノワール色もあり、笑いもあり、緊張と弛緩が、うまく組み合わされている印象。
この緊張と弛緩がうまく出せている日本の作品って、意外と少ないように思うのだが。
どちらか一辺倒で、話しに深みが出ない印象の日本映画って多いんだよね。
そこらへん、台湾とか香港とか韓国とか、緊張させっぱなしでも無く、かといってダラダラしているだけでも無く、良い塩梅。

この作品も、なんか絶妙だよなぁ。
ちょっと北野作品にも通じる、具体的な説明が少なくて、表情や空気感で、状況を察しろっていう作品なので、全くもって万人向けの作品では、ありません。
恐らく、日本での劇場公開も、されないんじゃないかなぁ。

だけどね、なんというか、人としての道というか、生き方を、マイケル・ホイ演じる初老のタクシー運転手がね、非常に印象的に、演じてるんだよね。

もう、マイケル・ホイも70代なんですね。
その年齢になった人でなければ醸し出せない説得力。

それが、本作に深み・・・特に観終わった後の余韻・・・を与えていると思うので、素晴らしいキャスティングだと感心しました。

上映後、監督とチンピラ役の台湾人コメディアンが登壇し、質疑応答が。
通訳が複雑で・・・中国語を日本語に訳す通訳が1名。
更に日本語を英語に訳す通訳が1名。
その上、監督が、英語を理解する人なので、英語の通訳が話している内容をチェックして、意味が間違っていると指摘してるんですよ~

ある意味、真摯に対応してくれている監督でしたね。

それと今回プチ贅沢して、プレミアムシートをチョイス。
初めての経験でしたが、電動ソファは、思った以上に楽ちんでした。
これクセになりそう。笑

http://2016.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=159
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韓国映画『食客2 優しいキムチの作り方』を観たんだけど、 韓国映画初心者向けのライトな作品でした。 [映画]

2016年10月26日 Gyao
2016年に観た54本目の映画

『食客』の続編って事になってるんだけど、実際にはあんまり関係無い。
主人公の名前が同じ、ってくらいかな。
キャストも一新されてるし、『食客』を観てい無くても、特に問題なし。

これは、実写映画版の『美味しんぼ』と同じような内容です。
美味しんぼ→親子の確執
食客2→姉と弟の確執
っていう違いだけ。

あとは、料理がね、例によって韓国料理の話しなので食客は。
やっぱり土着的な話しが出てきて、どうも日本人には理解し難い部分があります。

でもって、前作同様、どちらかというと大衆娯楽映画としてのヒューマンドラマ。
そういう視点からは、及第点ではあるけど、傑作とは言い難いです。
観て損したレベルの作品とは言えないけど。

韓国料理に興味があるから観てみようと思っている人には、あんまりお奨め出来ないかなぁ。
それほど料理というか調理シーンに拘っている映画じゃないのも、前作同様です。

こういう映画の感想は難しいですね。
良くも悪くも無い。
映画として尖っている部分が無いので、わかりやすいのですが、刺さる部分もあんまり無い。

なので、どういう人に勧めて良いのかもわからないです。

敢えて言うなら、韓国の大衆娯楽映画を観てみたい、という事であれば、悪くはないと思います。

韓国映画初心者へ、いきなりポン・ジュノとかキム・ギドクの作品観せても、作家性が強すぎて、訳がわからないでしょうから。

http://gyao.yahoo.co.jp/p/00938/v00368/
http://coco.to/movie/770
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=41653
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=51925


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韓国映画『食客』を観たんだけど、 日本人である私には、その良さがわかりにくい作品でした。 [映画]

2016年10月26日 Gyao
2016年に観た53本目の映画

この作品、実は観るの2回目。

私がまだ韓国映画を観た事が無い時期、知人にDVDを借りて観たのが最初。
まだあんまり映画観るのが趣味じゃなかった時期だから、Blogに感想載せていなかった。

正直、印象に残る部分はあんまりなかったけど。

しかしながら、今回改めて調べてみると、韓国では300万人近くを動員し、評判も上々の作品。

とは言え、この作品が制作された時期って、韓国映画がちょっと停滞していた時期だと思う。
なので、ここ数年の韓国映画と比較すると、ちょっと出来映えが良くないように感じました。

要は、「料理の鉄人」と「美味しんぼ」を一緒にして、ちょっと同僚というか、ライバルとの確執を描いたような作品なんです。

ただ、どの要素も中途半端。

料理対決も、あくまで韓国料理での対決のみで、日本人には馴染みが無い食材や調理方法の話しが出てきて・・・恐らく韓国人が観れば、常識的な話ししかしていないのだろうけど・・・どうもよくわからない。

恐らく、この作品は、韓国人が観るための、つまり外国人が観ることを想定していないドメスティックな作品なんだろうね。

そこら辺が、最近の韓国映画とちょっと異なるテイストなんだろう。
今なら、もう少し、韓国料理の宣伝も兼ねた形の作品にするだろうからね。

という訳で、料理バトルは、正直あんまり楽しめないというかわからない。
なので、この作品の楽しみ方は、人間ドラマという事になる訳だけど。

そこも、前述したように、中途半端で。
予定調和的かと。

簡単に表現すると、韓国人のための、大衆娯楽作品ですね。
決して、つまらない駄作じゃないんですが、多くの日本人にとっては、わかりづらい&既視感のある作品なんじゃないかと感じました。

http://gyao.yahoo.co.jp/p/00938/v00234/
http://coco.to/movie/1361
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=39957
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=42088



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韓国映画『ハッピーログイン』を観てきたんだけど、 韓国ドラマが好きな人向けのライトな映画だった。 [映画]

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2016年10月20日 新宿バルト9
2016年に観た52本目の映画

お気楽に観られるラブコメディ。

3組のカップルが登場。

・若者同士のカップル。
・中年同士のカップル。
・若者と中年のカップル。

なんだけど、メインは若者と中年のカップル。
若いアイドル的な人気を誇る男優が、年上の脚本家女性とカップルになる話しがメイン。

という訳で、これ、韓流おばさん向けのお伽噺。(笑)

中年カップルは、女性が、あのチェ・ジウなんだけど、実際問題、今の日本で、チェ・ジウと交際したい若い男なんているのかな? (苦笑)

もちろん、チェ・ジウの驚異的な足の長さというかスタイルの良さ、そして、とても40代に見えない雰囲気は、凄いなぁと素直に思う。

たぶん、松嶋菜々子と年齢も身長も同じくらいだと思うんだけど、若い時は松嶋菜々子の方がキレイだったような気がする。
けど、今となっては、独身で子供もいないからか、チェ・ジウの方がキレイに見えるんだよな。

とはいえ、キレイすぎて現実感が無い。

という事で、おばさんがチェ・ジウを自分に置き換えて萌えるんでしょうね。

この3組では、若者同士のカップルが一番好感持てました。
男の子は、ドラマ「ミセン」のチャン・ベッキ氏役の子だよね。
髪型が違うから、一瞬わかんなかったけど、声がそうだもんね。

相手役の子が、超絶美人って訳じゃないのも良かったし。

まぁ内容については、近年、日本で劇場公開された韓国映画としては珍しく、完全なる予定調和で・・・
いつものハードさは陰を潜めています。
まるで韓国ドラマみたい。
なので、ストーリーについて、ああだこうだ言っても仕方が無いかと。

たまにはこういう映画も悪く無いなぁと。
軽いデートムービーかな。

素直に言って、韓国内での高い評判ほど面白い映画だとは思わなかったです。
韓国だとこういう作品、珍しいのかな?

http://happylogin.jp/
http://coco.to/movie/82950
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=87017
http://movie.daum.net/moviedb/grade?movieId=94207


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アメリカ映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』を観てきたんだけど、 知的好奇心の強い大人、のための映画だった。 [映画]

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2016年10月15日 UPLINK
2016年に観た51本目の映画

子供の頃から、才能を認められ、一流のコンサート・ピアニストとして活躍していたようだが、50歳で現役引退。
その後ピアノ教師。
現在89歳。
シーモア・バーンスタインを追うドキュメンタリー映画。

その経歴に似つかわしくなく、あまり威厳がある容姿ではなく、どちらかというと中性的ですらある。
彼の語り口以外にピアノレッスンや演奏からも、その中性的な雰囲気が、見え隠れして、興味深い。

若くして現役引退した理由をはじめ、彼の紡ぐ言葉には、共感出来る部分も多く、彼を本当の意味で「リスペクト」している人がたくさんいるのは納得。

しかしその一方、あまりにソフトな語り口に、多生の胡散臭さというか、宗教的な匂いというか、カルト教団の教祖的な匂いも感じなくはない。

たぶん、実際には、そんな事はないんだろうけど。(笑)

必要以上のお金に執着が無いのは、なんとなく伝わってきたし、それよりも、ピアノ演奏を、もっともっと上手になりたいという熱を感じる。

シーモアさん、本当にピアノ演奏というか、音楽が好きなんだと。
市井に生きる多くの人に、純粋な音をもっともっと楽しんで欲しい、そして、そこから、何かを感じて、人生を後悔無く生きて欲しいと願っているように、感じました。

それにしても。
ピアニストは、ピアノ選び、やっぱり大変なんだなぁと。

私は幼少時代、ヴァイオリンを習っていたのですが。
その頃から、ピアノ演奏する人は、ピアノが、自分のものじゃないでしょ、コンサートで演奏する時。
大変なんだろうなぁと思っていました。

ヴァイオリンは、持ち運びが楽なので、基本、どこでも自分の楽器で演奏します。
当たり前ですが、他人のヴァイオリンを演奏する機会なんて、ほとんどありません。

けど、ピアノって、持ち運び出来ないから、コンサートで自分のピアノを使うなんて、YOSHIKIが使ってた河合の透明ピアノと、小室哲哉が使ってたヤマハのモーツアルトオマージュなピアノしか観た事が無い。(笑)
厳密に言えば、それだって「自分」のものか、わかりませんが。

ニューヨークのスタインウェイでピアノ選ぶシーン観て、「ああやっぱり自分好みのピアノで演奏できる機会は、そんなにないんだなぁ」と。

他人の楽器で、上手に演奏するピアニストって、逆に言えば凄いですよね。

http://www.uplink.co.jp/seymour/
http://coco.to/movie/41593
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=86636
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=88450


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イギリス映画『将軍様、あなたのために映画を撮ります』を観てきたんだけど、金正日将軍の素顔が垣間見られて興味深かった。 [映画]

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2016年10月15日 ユーロスペース
2016年に観た50本目の映画

1978年、韓国人の映画監督と、その妻である女優が、北朝鮮に拉致される。
そしてその後、その2人が韓国に戻ってくる。
その背景にあるものは、果たしてなんなのか。

ドキュメンタリー映画とは言え、映画監督は、既に故人となっているため、事実がどうなっているのか不明な点も多いという事を、帰宅後、この拉致事件についてネットで調べてみてわかった。
果たして、拉致だったのか、自発的亡命だったのか、わからない点があるようだ。

それでも、多くの資料・・・特に、金正日との面会時、密かに録音した会話テープ・・・当然、映像は無く、音声だけだが・・・それでもどことなく金正日との関係性が浮かび上がってくるのが興味深い。

どうやら、金正日は、この監督に、全幅の信頼を置いているらしいのだ。
「韓国の映画は大学生レベルだが、北朝鮮は幼稚園レベル」と、自国製作の映画の状況を、冷静に判断しており、その改善を、この、韓国からやってきた監督に託している。
そのため、かなり自由に作品を製作する事ができていたようだ。

監督のインタビュー、日本語だったんだけど、あれは、もしかして盗聴の事を気にして?
韓国語でハナシをすれば、当然、北朝鮮側にも内容が筒抜けだからなのかと考えたのですが。

という訳で、まだまだ真実がわからない点も多いですが、金正日も監督も、どうも互いを利用しようとしていた節が感じられ、その欺しあいがスリリングだったように思いました。

http://www.shouguneiga.ayapro.ne.jp/
http://coco.to/movie/41564
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=86597
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=100414


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アメリカ映画『ハドソン川の奇跡』を観てきたんだけど、人間讃歌だつた。 [映画]

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2016年10月12日 京成ローザ10 イースト
2016年に観た49本目の映画

人間讃歌だと感じました。
自動化が進んだ航空機の操縦ですが、緊急事態が発生した場合は、最期の決断は、人間が下す事により、人的被害を免れる事が出来る、という事実を提示しています。

基本的には、悪人が出てこない作品です。

悪人というか、敵役らしき人物も出てきますが、その人たちも、それぞれに与えられた職務を真っ当しているだけです。

我が祖国日本国で航空機事故が発生した場合、原因調査、ここまでやるんですかね。
事故調査委員会が設置されて、検証を行う事が多いように思いますが、ここまで徹底しているのかな。

また、この作品での事故発生原因は、バードストライクですから、不可抗力と言って良いと思います。

ですが、パイロットの人的要因で事故が発生した場合は、乗務員に対して、どのような原因追及がされるのかなと、ちょっと興味を持ちました。

非常に評判が良かったので観に行きました。
その評判通り、とても良くできた作品である事に間違いはない。
だけど、私には合わない語り口の作品でした。
残念。(私にとって)

http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/
http://coco.to/movie/40782
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=86053
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=104847


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韓国映画『グローリーデイ』を観てきたんだけど、EXOのスホメンバー出演の単なるアイドル映画かと思ったら違った。 [映画]

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2016年10月10日 シネマート新宿
2016年に観た48本目の映画

この作品は、観に行く予定では、ありませんでした。
予告編は観た覚えが無いけど、ポスターを見た限りでは、EXOスホメンバーだけが売りの青春群像劇のように思えたので。

ところがですね、ちょっと新宿に行ったとき、たまたま時間があいちゃって、時間つぶしが必要になったため、急遽観ることになったのです。

なので、全然期待していなかったのですが・・・

想像していたよりは、ずっとシリアスで、素直に言って良かったです。
もっとコミカルな作品なのかと思っていたんですよ。
K-POP男性アイドルグループ、EXOのスホメンバーが出演という事で、「ああ、EXOペン目当ての日本公開か」って感じで、バカにしてたんですけどね。

仲の良い男性4人組が、冤罪に巻き込まれ、翻弄されていく姿を追っている作品なのですが。

流石韓国映画って感じで、ラストは予定調和的な終わり方ではなく、「え?」という後味の悪い感じで終わる訳です。

で、冤罪についても、最終的にどうなったのか、言及が無い。

日本人の「映画観」からすると、信じられないほど、中途半端な結末なのですが。
それが良かったです。

しっかりとした伏線回収に拘るのなら、日本映画を観ていれば良いわけで。
そういうの求めていない私としては、こういう作品の方が、韓国っぽくて良いな、と。
だってこういうの日本映画で作れないでしょ?
伏線回収ばっかりに拘るから。
伏線回収に必死になってる映画はもう飽きたよ。

一番悲惨な結末をたどる彼ですが、彼がああなる事で、仲間を救ったのかな、と。
私はそのように感じました。

日本人の一般的な「映画はかくあるべき」という映画観に縛られている人には全くお薦め出来ませんが、そういう映画観に沿って作られた日本映画に辟易している方にはオススメです。

http://gloryday-movie.com/
http://coco.to/movie/41287
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=93396
http://www.kinenote.com/sp/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=86271


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韓国映画『国選弁護人 ユン・ジンウォン』を観てきたんだけど、色んな意味で韓国らしい作品でした。 [映画]

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2016年10月7日 シネマート新宿
2016年に観た47本目の映画

こういう、地味なお話で、300万人も動員できるって、韓国の観客って精神年齢高いなぁと思う。

実話ベースだから、どうしたって劇的にはしにくい。
恐らくそれにあわせているのだと思うけど、出演者も地味だしね。

ただ、こういった、所謂公務員の腐敗については、たびたび映画化されている。
しかも、実話ベースの作品が、結構多いという印象。

前にも書いた気がするが、私が高校生の頃、まだ韓国は、軍事独裁政権下だったのだ。
それを思うと、まだ日本ほど、民主主義に必要な情報公開や、司法の制度、コンプライアンスに対する意識が根付いていないとしても、仕方が無い面があるな、と思う。

なので、この作品も、「また、いつものか」という気持ちがしなくもない。
ただ、どの作品も、やはり類似の作品とは違う色を出したいと、苦闘している。

この作品の場合は、その苦闘が親子の情を描く事に帰結している気がする。

警官を殺害した、とされている、自らも同じ現場で息子を亡くしている被告と、殺害された警官の父親、この2人の気持ちに感情移入してしまう。
刑罰とは別に、結局のところ、亡くなった2人の息子は戻ってこない、という、やりきれなさ。

日本でも、親子の情を描く作品は多いが、韓国映画のそれは、やはりひと味違う。
それはそうだ、違う文化の国なのだからら。

そこが、韓国映画を観る面白さなんだけどね。
なので、この作品も、私としては、面白かったです。
地味な佳作ですけど。

それにしても、これだけ政府や政治の腐敗が度々描かれるという事は、後年・・・10年後20年後、韓国の人たちは「ああ、そういえば、この映画を観た頃の韓国は腐敗が酷い時代だったな」と思い返すのかもね。

http://coco.to/movie/41290
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=86266
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=75594


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